前進の前の一歩後退。 | BRUCEの出直し音楽堂 2011

前進の前の一歩後退。

この間最終面接にまた落ちたことで、今まで結構希望を持って七年生の就職活動をしてきた自分の危うい自信が、一気に堰を切ったかのように崩れ落ちた。去年色々あった事を自分なりに乗り越えたことによって強くなったと勘違いしてた。というか勘違いをわかった上で強くなった風に装ってた。そして、それで、一気にそのメッキが剥がれた。何をやっても今は面白くないし、何をやってもうまくいかないと思う。そんな状態。とにかく希望がもてない。そんな24の夏。これじゃ去年と何も変わらない。そしてもうすぐ25になる。この一年はなんだったのか。本当に地球がなくなればいいと切にお願いしている。


そして、そういった影響は自分の周りの人間にも少なからず現れている。醜い。機嫌悪くない風を装ってるつもりでも、やはりメッキはメッキなわけで、そしてそれはやっぱりメッキごとく剥がれていく。


思えば七年前、期待を胸に東京に出てきた。東京には人並みだけれどもやっぱり何か待ってると思っていた。青かった。そっからとりあえず、とりあえずの人生だったような気がする。


後悔先に立たず。そして神はどこにもいない。いるのは現実に晒され続けている自分だけ。そして晒されることに疲れた自分がそうしてそこからどんどんフェードアウトしていく。そしてそのまま自然消滅していく。あーそんなやつもいたねって感じで。ウーパールーパーのように。何も残らない。何も残さない。そしてどんどん月日が経ち、やがて土に還る。


歳を取るごとに薄れていく。どんどん。どんどん。


そして期待もしないのまた勝手に夜が明ける。呼びもしないのに。どうせなら巻き戻れ。昨日がもう一回来ればもう同じ間違いはしないだろうから。後悔しない生き方が出来そうだから。


4分の1世紀生きてきたから、もう少しだけ遠くに歩こうか。と早く思えるようになりたい。